フィールドエンジニアリング&メンテナンス

プラント設備が生産品質を保持し、安定した運転を行っていくためには、運転監視システムが的確に機能することが必須です。装置や配管に設置された温度・圧力・流量・レベル・成分等、すべてのセンサ・計測機器が適正に働き、それぞれのリアルタイムデータが中枢に集められるからこそ、安全で高度な制御が可能となります。そのためには、センサ，計測機器，制御システムの適格性診断及び十全なメンテナンスが不可欠であり、これがフィールドのトータルソリューションとして私たちが提供するサービスです。

三興グループでは、広大なフィールドから中央監視室までの計装総合メンテナンスに対応するため、専門エンジニア，試験機器，管理施設等，万全の体制を整え、計装保全計画の立案から、フィールド計測機器のキャリブレーション、計装保全工事サービスを国内／海外で展開しています。

ICT技術の発達、設備のDx化によって計装システムはさらに高度なものとなり、脱炭素化、新エネルギーといった新たな産業においても計装が基幹技術であることは変わりありません。三興グループ内の研修機関「計装技術職業能力開発センター」では、専門エンジニアの技術力向上のために各種教育を推進しており、校正技術部門では、国家計量標準にトレーサブルな標準計測器を各種完備し、社内でキャリブレーション計測機器の校正業務、新たなキャリブレーション技術開発に取り組んでいます。